by jun | 2022/01/08

Scott Bairdさんという人が立ち上げたインディーの手品雑誌。
公式ページに寄稿予定のマジシャン一覧が出てますが、彼らの新作がいち早く読めるというだけで嬉しいですね。
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不勉強にもこのScott Bairdさんのことを知らなかったんですが、このVol. 1 No. 1を読む限り面白い考え方をお持ちの人で、これを毎月読めるならということで購読を決めました。

Swatch (Chris Mayhew)

破れ目のコーナーをスイッチする技法で、コーナーが急にでかくなる現象として見せています。
解説の前にインタビューがあって、どういう発想から産まれた技法なのかとか、そこから更にChris Mayhewの手品創作の話になっていておもろいです。彼の作品はちょっと変わったアプローチの作品が多いですけど、なんでそうなのかというのがこれ読むとちょっとわかります。

Rubik’s Nap (Scott Baird)

ルービックキューブの手品。
ムーブとプレゼンテーションが解説されていて、ルービックキューブ初心者でも練習すれば出来るやつです。
ルービックキューブ手品の見せ方についての考察もわかりやすく、入門にもとても良い記事でした。
The Solve Cycleというプレゼンテーションは魔法っぽく見せる方法ではなく、かといってルービックキューブが出来る人という感じでもない、手品のオープニングにちょうど良いと書かれてる通り自然と拍手したくなるような見せ方で気に入りました。
「混ぜさせて」にも対応できる台詞回しなのもとても入門向き。
インパクト強すぎる系のルービックキューブ手品の導入にもめっちゃ良いと思いますこれ。

3 Social Media Strategies to Increase Online Engagement (Gwyn Auger)

ソーシャルメディア戦略について。
「興味深く、シェアしたくなるようなコンテンツを投稿してください」と書いてあって、それが出来たらやっとるわ!と叫びかけたけど、連載っぽいので黙りました。

HermitMagicChallenge

読者参加型の企画。
購読して応募しましょう。

Fly Fly Again (Scott Baird)

3 Fly。
Flyって言いますけど皆さん、みたいな主張で、やっぱりFlyというからには手品で飛んでる感を出したいみたいなコンセプト。
考え方としてはルービックキューブのプレゼンテーションにも近く、絶妙なリアリティを出すのが好きみたいです。
リアリティラインの高さについては演者のキャラクターにもよるしどれぐらい魔法感出したいかの好みもあるでしょうけど、こういう加減の仕方は知っていて損はないと思います。
特徴として手の接触を減らすことができるのは大きなメリットで、演出によって他の利点が産まれてればそれは結構良いものなんではないかなと。

Logo Design (Scott Baird)

IBMのロゴをもし現代風にアレンジするなら?というテーマで、実際の創作過程と考え方について書かれています。
デザインという絶対にこっちが良いとは言い切れないものを理屈で説明してもらうのはおもろいですし、シンプルでわかりやすくという基本は手品も同じなので共通する考え方としても良い読み物でした。

The FUJ Shuffle (Scott Baird)

Faro Utility Jogの略。
ファローからのカスケードで観客のカードのジョグを保つ方法です。
インコンプリートファローから始まるのでそこがやや不自然ではあるけど、カスケードの後ってノーガードに見えるのでマニア向けには良い技法だと思います。

Army Reenlisted (Scott Baird)

The FUJ Shuffleを使ったトリックなのですが、別の手法でも達成できそうなのでこの技法の良さが引き立ってるかというと微妙なところ。
現象がインジゲーターカードからのナンバートリックなので、ファローとの相性はもっと良さそうですが。

Sankey Says: The Power of Being Persistent

ジェイサンキーがYouTubeでなんか良いことを言ったらしく、そこから目標設定とか成長についての話になっていきます。

I Do Whatever You Do

Do as I Doについて。
詳細は是非読んでほしいですが、これはとても面白かったです。
ありそうで見たことないし、受けそうな見せ方がいくらでも出てくる。サロンでのレパートリーにする予定。
これだけ読んで速攻やってみたいと思えたのはめっちゃ久々かもしんないです。

というわけですっかりScott Bairdさんにはまりました。
先ほど2巻目の予告メールが届いており、おもろそうなので早く読みたいです。
ソーシャルメディアの連載も続くようで良かった。

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