オハイオ製からKY製になって質が落ちたと言われがちなUSPCのトランプですが、BeeだけはKYに移ってからも高品質を維持していると思ってます。
2017年以降はバイシクルも非常に質が良いですし、KYだから良いトランプを作れないということではなさそうです。
たぶんロットによってムラが出やすいというだけな気もしますが、Beeは本当に安定してます。
ただ、Beeは白縁がないためマジックには使い辛いので、Beeと同じ紙「Bee stock」が使われた白縁があるデックをよく買ってます。
海外のショップだとだいたいデックの商品ページに紙質やフィニッシュが書かれてるので便利です。
例えばPenguin Magicで”Bee stock”と検索するとこんだけ出てきます。
商品ページにbeeとstockが含まれてたらここに出てきてしまいますし、日本で入手しにくかったり売り切れのものも多いので、今でも日本で手に入れやすく、実際に使ってみてよかったものを中心に紹介したいと思います。
バイシクルゴールドスタンダード
バイシクル柄が良いならこれ一択です。
Bee品質でトラディショナルカット、ジョーカーはデュプリケイトという最強のバイシクルです。
こちらはオハイオ製で、もう二度と同じ質のものは作れないので、使う人はさっさと買っちゃった方が良いです。
日本のショップだと650円がデフォルトのようですが、Penguin Magicだと3.85ドルで、今Penguin Magicは対象商品なら50ドル以上買えば世界中どこでも送料無料にしてくれるのでまとめて買う場合はカードの手数料とかいれても関税かからなければこっちの方が安く済みます。
Bicycle Playing Cards (Gold Standard) – RED BACK by Richard Turner
Honeybee
最近出たBee品質のデックならこれがおススメです。
KY製ですがトラディショナルカットなのでゴールドスタンダードと同じ仕様。
800円とかで売ってます。
フェイスもちょっとカラーが違ういじりなので使いやすいですし、バックのかわいいデザインが気に入ればとてもおすすです。
詳しくは前に書きました。
デックレビュー – Honeybee
New T
一番最近だとこれもBee stockです。
台湾製からUSPC製になって値段も安く質も格段に上がりました。
トラディショナルカットではありませんが、フェイスはスペードのAとジョーカー意外は普通なのでマジック向き。
デザインも落ち着いてますし、ギャフも出てるのでほとんど不自由ないと思います。
しかも意外と安くてフレンチで600円。
Verve
落ち着いたデザインで使いやすいデックです。
フェイスがちょっといじくられてるのと、ジョーカーが枠まで絵あるデザインなので気になる人は気になるかも。
海外ショップだと8ドルぐらいなんですが日本では1000円越してくるので微妙に買いにくいです。
Mechanic Deck VR2
少しデザインデザインしてますが非常に使いやすいデックで、マークドだしリフルすると歯車がぐりぐり動いて遊べるので楽しいです。
これもVerveと同じくらいの価格で、ショップもどこでも扱ってるわけではないので少し手に入れにくいです。
steel green
これはBee stockではなくcasino quality stockとAir-Cushion Finishの組み合わせですが、かなりBeeに近い品質で安いのでおすすめです。
意外と色もショッキングじゃない綺麗な感じですし、フラットなデザインにBee感もあります。
値段はフレンチだと600円で、Penguinだと3.08ドルで買えます。
Steel Green Playing Cards (V2 Edition) by Bocopo
というわけでまだまだ他にもありますが、フェイスのいじりが少ないマジック用となるとあんまり多くはないです。
最近は薄くて柔らかいcrush stock系が流行ってますが、個人的にはしっかりコシがあるBee紙が好きです。
トラディショナルカットでないデックでもフェロー入りやすいですし、比較的長持ちする気がします。
挙げた中だとHoneybeeが一番好きです。
質も最高ですしデザインもかなり好みに合ってます。
Honeybeeと言えば、カレー作る時に大事なのってスパイスよりもはちみつなのでは??という仮説が立ち上がってきて、最近国産のはちみつを色々調べています。はちみつはコクを出すのにもとろみを適度に抑えるのにも効果があり、カレーには欠かせません。
食べ比べると結構味が違うので、そのうちベストはちみつが決まったらここで報告させていただきます。
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