マジックマーケット2020で発売された園内五果さんによる手品スポットレビュー本です。
去年発売された「てじなびより」では全国の手品スポットをまとめられていたのですが、今回は実際に著者が手品スポットに赴いて感想と共に紹介されています。
今回もかわいらしく素敵な装丁で、2冊並べるとホクホクします。
取り上げられているのは東京、愛知、京都、大阪にある手品スポットで、マジックバーを中心に20ヶ所強の場所が紹介されています。
住所や料金などの基本情報の他にも、ショーの形式、予約した方がいいかどうか、美味しいご飯情報などもあって、これがあればエリア内で気分に合わせて手品を見に行くことが出来るようになります。
1ページ1スポットで端的な文章ながら、色んなところ行ってるからこそ特徴をよく捉えてる感じがあってお店の雰囲気なども伝わってきて楽しいです。
実際マジックバーと一口に言っても本当に色々あるんで、これから行きたいと思ってる人は特に参考になる一冊で、普通に本屋とかコンビニに置いてて欲しい感じがします。
そもそもこういう旅日記的なものはおもろいというのもありますし、意外とインターネットには街の記録が残らなかったりするので資料的価値も大きいです。
なにより手品見に行きたくなります。
手品は一体どうなってしまうんだという情勢ではありますが、落ち着いたらまた行きたいなーっていう気になれたので今読めてとてもよかったです。
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