by jun | 2018/06/23

結構初期に買って今でも生き残ってる道具で、手品って結構好みが変わってくるのでずっとサバイブし続けてるのは珍しいです。

現象はこんな感じです。
ひっくり返してるだけやーんから両面色変わります。

フレンチのページにはポンタさんが演じてる動画があった気がするのですが今見れないですね。
あとなんか値上がりしてるような。
カラー・デセプション:マジックショップのフレンチドロップ。

フレンチの紹介文には手渡しできる的なこと書いてますけどそれはなかなか難しいものがあります。
いや手渡しはできますよ。
そんなこと言ったらインビジブルデックも手渡しできますしコインの貝だって例の親指だって手渡し自体はできるわけで、問題はバレるかどうか。その観点からいうとこれはかなり怖い部類です。
なんでしょう、手渡し可って書いてるけど怖いやつで同じぐらいのレベルのものが中々思いつかないのですが、例の親指を5秒ぐらい立てて静止するぐらいの怖さはあります。
全体的に作りは良いのでぱっと見でバレることはありませんが、触られるときつい感じです。
自分はいつも最後の変化はお客さんに手を出してもらってチップを重ねて上の取ると下のも変わってる、逆も変えて、裏返してもらうとどっちも変わってるという見せ方をしてます。
これだと調べさせずに触ってもらうことができますし、ハンズオフ感もあって序盤の小ボケ展開もチャラにできるかなと。

見せ方自体は色々考えられて、現象は色変わるっていうシンプルなものなのでややこしくもなりにくいです。
必ずしも動画のように白黒で裏表にセットする必要はなく、黒黒、白白の2枚で見せることもできるのでちょっと違う話も考えられます。

あと、ポケットに入れておけばいつでもできます!みたいな件に関しても結構微妙で、演技可能な状態で持ち歩くにはちょっと工夫が必要です。
ポケットや財布の小銭入れに入れてるとちょっとまずくて、財布のカード入れで固定しておくのがいいかと思います。
リセットも結構めんどくさく、単体ではどうにもならないのでそこも気楽さ即興という意味ではマイナスです。

それと青が暗くて、暗い場所だと黒からの変化がかなり地味に見えます。

4色だとコントラストはっきりしててわかりやすいのですが、黒から青に変わるとこだけは気になるので、もう少し明るい青にしてほしかったですね。

大きさはハーフダラーより若干大きく、ハーフダラー2枚重ねたのよりちょっと分厚いぐらい。

ハーフダラーの大きさにしてくれたら真鍮製のコインボックスに2枚入れて意味のわからない感じにできたので少しもったいないですね。
変化させたあとであればコインマジック的な技法もなんとなくできるので、スライト派は華麗にバニッシュしてもよいかもしれません。
まあハードル低いところから始めれる手品なので、あんまりいらんことせずに変わったらすぐ仕舞うのが安全だと思います。

今でもこれぐらいの手品意外に使い道がない意味不明な道具が好きで、その中でもコンパクトでシンプルな現象が起こせるので気に入ってます。
これ以上でかかったり現象が難解な道具に手を出したら終わりだなっていう気持ちもあるのですが、そのあたりの深淵をがんがん覗いていくスタイルに転向していきたい感じもあり、そこらへん追求しまくってるテンヨーすげえなって思います。

なんかテンヨー新製品見てたらドラえもんシリーズで「どくさいスイッチ」やら「バイバイン」やらというドラえもん傑作トラウマ回をマジック化したものがあって、どくさいスイッチの紹介文がかなりカオス。

テンヨーマジック|最新情報

ドラえもんのなかま5人のカードを見せてから、相手の手の上に置きます。封筒に描かれた「どくさいスイッチ」を指で押して「ジャイアンなんか消えちゃえ!」と唱えてもらうと…相手の手にあったはずの5枚は4枚になっていて、ジャイアンのカードが消えています!消えたカードは、封筒の中から出てきます!

ジャイアンなんか消えちゃえ!!!!

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