ちょこちょこオンライン手品駄話会をやっていて聞かれることが多かったのでメモしておきます。
言っても5〜6年前にいくつかLogicoolの製品を比較しただけなので、今はこんなのあるよというのがあったら教えてください。
でもまあだいたい今でもこれ買っておけば間違いないんじゃないのというのがLogicoolのC920シリーズです。
C920、C920r、C920n、C920t、C920sと色々型番がありますが、マイナーアップデートでスペックを見る限りそんなに違いはなさそうです。
現行のC920sにはプライバシーシャッター(レンズを塞ぐ蓋)がついていて、映したくない時に手で隠さなくていいので手品向きかもしれません。
今公式にページがあるのはC920s。
うちにあるのは初代のC920です。
Logicoolのウェブカメラは平時の値段で1000〜2000円ぐらいで買えるやつと、5000円ちょいぐらいのやつと、1万円ぐらいのやつと、もうちょっと高いのがあって、C920シリーズは1万円ぐらいのやつです。
1000〜2000円のC270やC310という機種も悪くはありません。
しっかり光がある環境であればそこそこ綺麗に映ります。フレームレートも上位機種と同じ最大30fps出ます。
ただし自動露出にやや問題があり、例えば部屋全体が暗かったり暗い色の服を着てる状態で1枚のトランプを示そうとするとカメラが全体を明るくしようと頑張ってしまってカードが白飛びします。
暗部にも弱く、特に逆光だと露出がうまく定まりません。
例えば壁に向かって机を置いてると後ろから蛍光灯の光がくるわけですが、カードを机に置いた状態だと見えてもカメラと垂直にカードを映そうとすると真っ暗で見えないというようなことになります。
Windowsでは露出などを調整できるドライバが用意されていますが、Macでは使えないみたいなので露出を固定することもできません。
1000円だったらとりあえずこれ試してみてと言えるのですけども、今ウェブカメラ需要が高まっていて新品だと1万ぐらいするのでなかなか勧め辛い立ち位置の商品です。
5000円クラスの機種も同様で、元々中途半端な立ち位置だったモデルなので価格が上がってる今あえてこれということはないかと思います。
C920シリーズは自動露出が優秀で、どんな光の条件でも綺麗にバランス良く映ります。
スペック的にも300万画素1920×1080ピクセルと申し分なく、エントリーモデルと比べると広角(77度、35mm換算28mmぐらいのイメージ)で映るので部屋が狭くても机全体を映すことができて手品向き。
また、エントリーモデルはパソコンの画面に引っ掛けるものなので固定し辛く手元を映しにくいのですが、C920は土台に三脚穴がついていて稼働部も2箇所あり上下の角度調整も容易です。
この機種のドライバはMacでも使えて、自動設定だと環境に合わない場合は微調整することができます。
ダウンロード – HD Pro ウェブカメラ C920 – Logicool サポート + ダウンロード
USBから抜いたりパソコンを再起動すると設定がリセットされるという出来が良くない部分もあるソフトではあるのですが、結構細かく設定できて嬉しいですね。
配信やビデオチャットなどオンラインで使う場合はフォーカスも露出もホワイトバランスも固定しておけばカクつきを抑えられると思います。
このカメラはホワイトバランスが若干青寄りというかあんまり白くないものも白く映るので気になる場合は調整しましょう。
ズームの設定はデジタルズームですが、そこまで画質が落ちることもなく寄れるのでアップで映したい時は使えます。
このカメラの欠点としては、一応ステレオマイクがついてますが音質があんまりよくないです。内蔵マイク使えば大丈夫です。
値段は今Amazon見たら2万円ぐらいでした。
まあいつ落ち着くかもわからん情勢なのでオンラインで手品したい人は今のうちに良いやつ買っといて悪いことはないと思います。
もうちょっとしたら値段も落ち着くかもしれませんが、ウェブカメラはずっとパソコンにつけとけば練習用にも便利なのでおすすめです。
うちでは主に、本で読んだ手順をどうせ手を動かすなら後で振り返りやすいようにと動画に撮っています。
今は電話についてるカメラが高画質になっていますが、ウェブカメラだとボタン押せば撮れる状態にしておけるという手軽さが良いですね。
調べたらLogicoolの最近出た配信特化用のやつが2万円でスペック凄いので今から買うならこっちの方がいいかもしれません。
ロジクールStreamCam – フルHDストリーミング ウェブカメラ
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