by jun | 2018/04/27

スクリーンショット 2018-04-27 16.13.24

2017年に話題になったアンチファローができる技法”Ripping”がArt of Magicで発売されました。

Ripping – Art of Magic

Art of Magicで発売されたのはまだ見てないのですが、Magic Streemでジェレミーさんが解説してるのを前に見たので技法についてだけレビューします。
別の場所で発表したからMagic Streemの方は消えてるのかなと思ったらまだありましたね。
PVにもリッピング部分が残ってるのでそこだけ消えてるみたいなこともないと思います。
Magic Stream | Lost Angeles by Jeremy Griffith

しかもMagic Streeemいつのまにか2日間単品レンタルとかいうのもはじめてて、仕組みだけ知りたければこれで十分っぽいです。
ジェレミーさん他の技法もすごいので割とおすすめです。
Instagramでもおもしろ技ばっかやってて楽しい人であります。
Jeremy Griffithさん(@lost_angelus) Instagram

リッピングは要はストリッパーデックみたいなことをレギュラーデックでやるようなもので、パーフェクトにアンチファローするのでなければ割と簡単にできます。
1枚は余裕、4A出すのはお客さんにごちゃごちゃにされるとちょっときついですが、リッピングでアンチファロー練習してれば基本的にどこにあっても抜いてくることができます。
どの場合もテーブルはあったほうがやりやすいです。力のかけかたさえ掴めばテーブルない状態でアンチファローも難しくありません。
あと、PVでやってるくねくねほぐほぐする動きをやらなくても抜けます。
テーブルだとかなり楽。

完全にレギュラーデックで可能な技法なのですが、カードの状態と特性にちょっと条件があります。
デックに当たり外れがあって、これ知ってから開けるデック全部で試してますが9割ぐらいのデックではできました。
同じロットでも差があったりするのでなんとも言えないのですけども、エリートエディションが結構やりやすいやつ多いです。機械は同じの使ってるはずなので紙の影響かもしれません。
ちなみにUSPCのオハイオ製や台湾製(TWPCC)、日本製のアイデアルデックでも可能です。100円ショップで売ってるトランプでも試してみたらできるのありました。
ただ、台湾製やアイデアルデックはどちらも裁断面が綺麗すぎてちょっと抜きにくいです。

んで、これで何ができんのって話ですが、ストリッパーデックでできることがなんでもできるわけではありません。
できることはできますがスムーズな演技は難しいでしょう。
カード返してもらってお客さんに混ぜてもらって当てるのが一番実用的で不思議です。
4Aぐらいからは手のコンディションも影響してくるrので、ある程度コントロールしておいてやるのが無難でしょうか。
マニア相手に見せるなら、こんな技法あるんすよーポケットの中でもできるんすよーとか言ってジェニングス本に載ってる「4枚の一致」をやると結構驚かれます。

トライアンフはちょっと厳しいですね。
条件に合うデックでも、表裏で混ぜるとやりにくくなるクセとかもあって厄介です。
表裏噛み合わせるとカードが浮いたりくっついたりするので綺麗に分けるのもちょっと難しくなってきます。
なんにしてもスルー系のシャッフルよりはワンテンポ遅くなるので、これ使う演技はちょっと考える必要がありそうです。
どうしてもちゃんと押し込んだとこを見せたい場合は、リッピングでちょっとだけ抜いてそこからフォールスシャッフルの動きでやるとかになるでしょうか。

同様にアンチファローもよっぽどコンディションが整ってないと演技的には厳しいと思います。
どんなにスムーズにやってもなんか抜いてるように見えるので、演技で使うならイングブルムのアンチファローの方が使えそうです。
あと最近こんなのもあってこれもとっと気になってますが。

カーディストリー界だとリッピングからBLOOMやってるのをいくつか見ましたし、他の技でもファローでやるとこをアンチファローでやるのは面白そうです。

自分の場合は手品に使うにはかなり時間かかりそうで、カードの状態によって左右されるというのは良いのですが、古いデックだと練習もできないので悲しいところがあります。

そんなわけで習得に時間がかかる技法でもありますし、マニアに見せてドヤ顔するにも旬がありますので気になる方はお早めにという感じです。
ものすごい発見なのでカードマジック好きやデック好きも一見の価値はありますし、ドヤ顔してる人に向かって「ストリッパーデックでええやん」的なことを言うと確実に揉めるので知っておくことで無用な争いを回避できます。

Sponsored Link

Comments

No comments yet...

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です