チャドロングの3巻セットのDVDの1個目です。
この人の演技ってやたら早くて、あんまり早いのは好きじゃないんですがチャドロングは本当にめっちゃ好きです。
理由はよーわからんですけどとにかく上手いの一言。
とりあえず1巻は代表作も結構入っててチャドロングがよくわかるのでオススメ。
Black-Red-Blank
黒ばっかりのデックが赤ばっかりになってブランクになって普通のデックに戻ります。
タイトルがシャレておりますね。
あの技法をこう使うかという感じですが、上手くやれば確かにそうなります。
あれをやる時に体横向けるのは割と一般的ですが、その動きの自然なことよ。
手だけじゃなく体使い上手いってのは一流の条件な気がします。
Oil & Water
4枚4枚、エキストラなしのオイルアンドウォーター。
表向きに混ぜて、綺麗に別れます。
この見せ方好みは別れそうですが、矛盾がなさそうに見えるサトルティはよく考えられてます。
さらっとやってますが基本技法にもこだわりあり。
Full Deck Oil & Water
冒頭のマジックで赤黒に別れてるデックを数枚ずつ重ねていって一発でまた別れるオイルアンドウォーター。
このレベルでやんのは無理ゲーですが確実にやってる人がいるということを学べます。
この人のマジックって憧れ感強いですね。
Another Rumor
代表作の一つ。
ホフジンザーっぽいところからのAとJのトランスポジション。
元ネタはひっくり返ったAを見せれませんが、これは堂々と見せていつのまにかセレクトカードに変化。
このスイッチが鮮やかすぎて中々真似できません。
ぶっちゃけホフジンザー部分だけで完成度高いと思いますが、綺麗に伏線になってるので後半もやりたくなります。
というかしつこいくらいの畳み掛けがチャドロング の魅力の一つ。
Coins From Purce?
パースをころころすると下から4枚のコイン登場。
みんながカードでやるのをパースでやる感じ。
パースの方がちっこいからむずい気もしますが、コインマジックする必然性考えるとこっちの方が綺麗。
いやでも4枚使うってことはマトリックスするんやろ!カードでもええやん!
Okito Revers-enmbly
オキトボックスを使ったリバースアセンブリー。
コインマジックを覚えたてのころ、当時大阪にいたORIONというカナダ人のマジシャンに見せてもらってぎょへーーって声出ました。ボックスの仕組み知らなかったので本気でびびりました。
チャドロングの演技は本当に綺麗で、ボックスを使ってアレやってる感がまったくないのですね。
リバースの手順の中でもかなり好きな方。
Y.A.C
コレクター現象。
4枚のキングはデックからよけて横に置いとくパターンです。
本当に3枚の選ばれたカードが一瞬でそっちにいったように見えます。
よく考えると1箇所表裏で矛盾が生じてるのですが、初見では気にならなかった記憶。
ただ、これはコレクターを知ってるから気にならなかった矛盾なのか、そっちに気がいかないようにされてたのかは不明。
原理自体は簡単なんですが、スムーズにやるのは難しい箇所が3個ぐらいあって難易度高め。
The Vanishing Finger Ring
指にはまった指輪がペンで叩くと消失。
まあこの通りのことができるしインパクトは強いですが、これ目的で買うのはやめた方がいいと思います。
結構期待してたので泣きました。
いや、消えるんですよ。
The Shuffling Lesson
お客さんに半分デック渡してお客さんと一緒にシャッフルして、それぞれ4つのパケットに分けると上から4枚のAと4枚のKが出てきます。
ほぼセルフワーキング。めっちゃいいですこれ。
前にオフ会やった時に、これからマジック始める方がいて、何気なくオーバーハンドシャッフルしてたら「それどうやるんですか?」と聞かれたので、教えるフリしてこのマジックしたら本当に受けました。
マジックやってって言われた時、シャッフルについて触れられたらよくやります。
気楽にやるなら4Aで十分かなという気がしてます。省スペースで済みますし。
たまに事故が起きますが、別にお客さんに混ぜてもらうコミュニケーションとして成立してるからマジックはやらなくていいし、本当によくできたマジックだと思っています。
Flash Coins
フラッシュペーパーとパースをつかったコインの出現と移動。
3枚ぼって出して終わりでも十分ですが、1枚ずつ出して、しかも移動のオマケ付き。
内容は素晴らしいのですが、1巻は特にDVDの作りが雑で画質とかDVDでこんなことあんのかって感じですのでお気をつけてくださいませ。
というか今どこも売り切れ状態っぽい。
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