by jun | 2019/01/15

輪ゴムとカードを使った3つの手順とカラーチェンジ、ホーンテッドデックが解説されてるDVDです。
作ったのはValdemar Gesturさんですが演技と解説はシンリム先生がやってます。
シンリムと言えばの工作のお時間は控えめ(1個だけハサミ使うのがある)で、輪ゴムネタの中でコントロールなんかも解説しててお得です。

Trigger

選ばれたカードを真ん中に戻して、デック全体に輪ゴムをかけてから輪ゴムを引っ張ると選ばれたカードが飛び出します。

コントロールの必要がなく、輪ゴムを巻いた状態でハンズフリーになれるのがいいところ。

他にデックの輪ゴムが選ばれたカードだけにかかるバージョンや、4Aプロダクションなどの使い方もあります。
飛び出させるのはちょっとコツがいって安定しないんで、消えて1枚だけにかかるやつがお気に入り。
有名なあれと比べると、コントロールしなくていいのと確実に真ん中から出てくるのがメリット、いくらなんでも輪ゴムかけるところがあやとりすぎるのがデメリットです。
明らかに輪ゴムを2重にかける動きではなく、シンリムがやってもそこそこきつい感じありますね。
飛び出させるやつだと割とすんなりかけれるんですけども。

やたら長い時間かけて解説されるシンリム流のブレイクの取り方なんかも勉強になると思います。

Click

デックに輪ゴムかけて上から引っ張ってはじくと真ん中に入れたカードが表向きに出現します。
PVだとカラーチェンジ推しですが、プロダクションで使う方が綺麗に見えますね。

これも準備段階が結構きつくて、ついでにまあまあカードが痛みます。
これはコツさえ掴めばまあまあ安定する方で、弾いた瞬間に出てくる感はかなりいい感じです。
箱から出てくるバリエーションは中距離ぐらいならかなりインパクトありそう。

カラーチェンジだとイマイチ輪ゴム使う意味がよくわからないんですが、不可能に見えるといえば見えます。
ただ輪ゴム使うことで逆になんとなくの想像はされそうな感じもあって、PVより下からのアングルだとかなり不思議さ減りますね。
輪ゴム使ってるおかけでデック倒せるから垂直に見せることができるのはいいところでしょうか。

Flow

カードを表向きにデックに指して滑り込ませると変わります。
見えてる範囲が1/2以上あるのでかなりビジュアルですがそこそこのスピードは必要。
あと上手くやらないとまんまやんけってなります。
上手くやるとまんま感がちょっとだけ減る動かし方の工夫があって、変わったあとにジョグ状態で示すとこがミソですね。引き抜くと置いてきた感が出ます。

レギュラーでやるトランスポジションが解説されてますが特にこのチェンジでえる必要は感じないものでした。
このチェンジ使うならデックの中に入れたカードとのチェンジの方がそれっぽい気がします。

チェンジ後のゴミ処理も解説されてました。
連続してカラーチェンジするようなのが好きな人には嬉しい残り方かもしれません。

Trixel

輪ゴムが巻いたデックの上に選ばれたカードが飛び出てきます。
片手で保持できたりテーブルに置いたりして現象起こせるタイプです。

ぴょこんて出てきて面白いです。
お客さんの手に巻いてぴょこんするやつの前にやったりするといいでしょうか。
でもそれすると驚きは減るし、とか考えるとなかなか演じることはなさそうな感じ。

Target

ホーンテッドデック。
普通にテーブルに置くやつと、箱から出るやつと、スプレッドした瞬間にバーンて飛び出るやつが解説されてます。
テーブルに置くのが一番カジュアルにできて良いですね。
あまり気を使わなくていいし、パケットの枚数で動きをコントロールできるのも楽。
スプレッドした瞬間にバーンは一時期流行ったあれの方が簡単だしシンプルで良い気がしました。
テーブルに置いてホーンテッドさせる原理でも、ドリブルしながらビョーンとかデック投げてボーンとかできるし、色々遊べそうなギミックではあります。

全体的に動きは面白いけど過去作と比べて優れてるかというと微妙な感じで、輪ゴムとカードのDVDならRubber Bang!の方が実用的かつ新しい現象を生み出してるんでそっちの方がおすすめです。
シンリムがやることによってそれっぽさが出るというのは見所の一つではあります。
FISNやGod Talentでやってたようなヤバい演技は無理でも輪ゴムならいけますし、皆さんの心の中にあるシンリムを身近に感じたいという気持ちは満足させてくれるDVDです。

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