by jun | 2018/06/10


ラファエルベネターさんずっとスペインの人だと思ってたけど出身はベネズエラだそう。
タマリッツやアスカニオの理論も取り入れつつ自然なカード捌きで、たまに変な一発ギャグみたいなのも入って面白かったです。

Illogical Conclusion, Shadow Does It, This Way or the Other Way, Ambitious Birthday

連続で演じられるパケットトリック4連続。
どれもカードの入れ替わりがメインで、特に続けて演じる必要は感じられませんが、それぞれ技法を知っていてもあれってなるようなとこがあって面白いです。
特にIllogical Conclusionは良いですね。
赤4枚と黒4枚を使って、何枚か交換しても入れ替わらないってやつ。
フォローザリーダー的な見せ方よりすっきりしてる気がします。

This Way or the Other Wayは小パケット内での小キックバックですが、そこにあるカードで全部ってことでキックバックとしてはわかりやすいです。

Ambitious Birthday は最後にメッセージカードを出せるミニアンビシャスカードで、この手のやつにしては覚えやすいと思います。

Karate

8のカードに空手チョップすると4二枚になります。
9のカードに空手チョップするも4 1/2のカード二枚になります。

カードを何かに例えたマジックの中でも、かなり再現性が高く、マジでチョップして割れた感が出ててやばいです。
フェイズごとに手法が異なるので、全部割れたように見えて、オチのギャフで完全に半分になること見せてて綺麗。

The Christ Countdown

原理系セルフワーキングです。
シャッフルさせて、10からカウントダウンしながらカードを表にしてもらって、カウントダウンと数字が一致したら止めて、みたいなやつ。
予言として使えるので良いです。
簡単な手品本に載ってるあれの派生系ですが、なんでこういうのって演技上手い人がやるとあんまり原理感出ないのですかね。
「混ぜていいよ」って言っても「混ぜても成立するやつね、はいはい」って感じがなくて、常に一定の緊張感があるというか。

The Smiling Mule

サンドイッチカードですが、全部表でやるやつ。
トップとボトムにA置いてから好きなカードを聞いて、例のジョークを言ってからもう一度広げると挟まってます。

個人的にはサンドイッチカードは裏向きで出てきてほしくて、あの表向きにするまでのドキドキ感が好きなんですが、普通に見せるならこれの方がわかりやすい気もします。
挟みにいったように見えるかどうかは技法のクウォリティ勝負。

Elastic Thumb

トイレットペーパーの芯に親指入れると伸びる。
結構凝ってて笑いました。
クウォリティも高いです。
トイレットペーパーの芯をどうやって出すのかという問題が巨大すぎますが、面白いです。

Finger Percussion

指でテーブル叩くと、どんなに早くやってもカタカタ言うだけなんですが、マジシャンがやるとドラムロール音が出せます。
お、おうという感じですが、結構立派なドラムロールできるのでテンション上げたい時におすすめです。

Fling Chopsticks

割り箸が浮きます。
例の方法ですが、後ろ見せたり高速で動かしたりベネタークウォリティです。

The Mystery of Cabala

混ぜてもらったデックからカードを覚えてもらい、スペリングでカードの特徴を配ってもらいます。
結構ありえない状態でカードが当たる不思議なカード当てです。

日本語版も出た”Thinking the Impossibe”にも載ってるラモンリオボーの作品ですね。
かなり不思議かついくつも心理的な仕掛けがされてるのですが、スペリングの都合上日本語ではできないやつです。
うまく工夫すればいけるんですが、そこが不自然になっちゃうと一気に原理感出ちゃうバランスのトリックではあります。

Oil and Water

4・4のオイルアンドウォーターです。

なんかスペイン手品の印象の一つにオイルアンドウォーターってあると思いますが、さすが少し変わったルーティンです。
ここまでうまきゃエキストラ使ってもええなと思います。
オチはオイルアンドクイーン的なやつなのですが、スイッチの方法も大胆で好きです。

ルーティンの他にも練習方やカードのタッチなどについて解説があります。
個人的ベストはKarateとFinger Percussion。

ただ、ちょっとベネターさん前より滑らかさが失われてる気がしました。
具体的にはブレイクとロードなんですが、そこの動きが大きくてせっかくのダブルマスターっぷりが半減してるように思います。
重たい動きなしで自然に扱う人という印象だったので、ちょっと調子悪かったのですかね。
パケット内でのファンやプットダウンはさすがで、そーーっとやってる感がないので解説聞くまでどこが何枚かわからんぐらい。
カードで精彩欠いてたのは一発ギャグ系手品に神経注いでたからだとすれば、それはそれでとても信頼できます。

Sponsored Link

Comments

P

The Smiling Muleの例のジョークって何?

12月 09.2018 | 07:51 am

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です